「鹹豆漿(シェントウジャン)」
豆乳をベースにしたスープに桜海老やナッツ、青ネギなど冷蔵庫にある野菜や乾物を入れて作る台湾すうぷ。
温めた豆乳に酢を合わせた途端 ふわ、ふわとおぼろどうふのように固まっていくのが楽しい!
これは酢に含まれる酸(酢酸やコハク酸など)がたんぱく質同士の結合を強める「酸凝固」の作用です。タンパク質同士の結合が強まるだけなので、栄養価は変わらず、変わるのは食感だけね。
シェントウジャンをおいしく作るコツは、決して豆乳を沸騰させないこと。温度が高すぎると豆乳のタンパク質が固まりすぎて舌触りが悪くなってしまうので、弱火でじっくりと火を入れてくださいね。
鹹豆漿(シェントウジャン)
材料 (2人分)
[A]ザーサイ … 10g・・・ハムやベーコンでも
[A]薄口醤油 … 小さじ
[A]酢 … 大さじ2
・無調整豆乳 … 400ml
[B]ラー油 … 小さじ1
[B]青ネギ … 2cm
[B]乾燥桜海老 … 小さじ2
[B]三つ葉… 適量・・・本場はパクチー
[B]ごま… 大さじ1・・・本場はピーナッツ
[B]油揚げ … 1/6枚
今回は、ひぐらし菜園の花ズッキーニも加えました。
下準備
・ザーサイはみじん切り、青ネギは小口切り、三つ葉は2cmの長さに切る。油揚げはトースターでこんがりと焼き、1cm角に切る。
作り方
①小鍋に無調整豆乳を入れ、沸騰させないようにかき混ぜながら弱火で温める。
②沸騰寸前(90度くらい )になったら①に[A]を入れ、かるくかき混ぜる。
③固まってきたら器に盛り、[B]をトッピングする。
ふわふわおいしい、お酢がたっぷり摂れる「鹹豆漿(シェントウジャン)」。
乾物はストッカーにあるものをなんでも活用して入れています。
くるみやごま、戻した切り干し大根。
ザーサイとパクチーを入れると、本場台湾の味になります。
なんとなく身体がだるい時、酢を摂ると疲労回復効果が得られます。
豆乳のイソフラボンは女性にいいし、15分でできますので私は朝ごはんに良く作っていますよ〜。お試しください( ◠‿◠ )
代表講師 かわうらともこ