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未来こどもがっこう「柏の葉みやげを作ろう!」~みそ玉ストーリー~vol.5

初夏から始まった未来こどもがっこうのプログラム
「柏の葉みやげをつくろう!」

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身体にいいみそ玉を使って、柏の葉みやげをつくろう、というミッションを受けた子どもたちが、アイディアを出し合って考えに考えたみそ玉を、11/23、ピノキオプロジェクトで販売いたしました!

子どもたちがアイディアを出すとき、それぞれが自分の大切な人を思い浮かべている様子が伝わってきて、とてもあたたかい時間が流れました。
そうしてできた50を超えるアイディアの中から、柏の葉の街に繰り出し、リサーチして選んだ4種類。

まずは「日本の文化みそ玉」
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柏の葉のおみやげになる味噌玉ってどんなのがいいかな。
外国人が多いから、外国人が通った時に渡せるみそ玉がいい、というアイディアからできました。
中には、ネギ、桜えび、わかめなど日本らしい具材が入っています。お麩のお花がポイント!


「朝のやる気スイッチみそ玉」

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朝はみんな疲れているから、朝から元気が出るみそ玉がいい、という意見から生まれたみそ玉です。
カレーやドライトマトが入った個性派。
事前のリサーチで人気がありました。


「夜道のあたたかみそ玉」
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お父さんに帰り道に飲んでほしい。
疲れてるおかあさんがホッとするみそ玉がいい、おじいちゃんにあげたい・・そんな意見から生まれたみそ玉です。
お父さんやお母さんが聞いたら、泣いちゃうよ!
味噌ラーメンをイメージして、ベビースターラーメンを入れました。身体を温めるゆず、ネギ、ショウガも入っています。
お顔にインパクトがあるでしょう?(笑)


「柏の葉好きになってねみそ玉」
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柏の葉から引っ越していった友達に渡したい、この街に来る人に渡したい、そんな思いから生まれたみそ玉です。
中には柏の特産品かぶ・ねぎ・ほうれん草が入っています。お湯を注ぐとあられがプチプチ浮いてきて、とてもかわいいんですよ。

こちらの4種を日本糀文化協会と、スタッフの皆さんで合計800個用意してました。
すぐ近くにある千葉大学環境健康フィールド科学センターで仕込んだみそを使い、夜までころころ、頑張りましたよ~っ!

そうして迎えたピノキオプロジェクト当日。
集まった子どもたちは、寒い中一生懸命みそ玉を売りました。

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「あたしの考えたみそ玉が売られてる。すごっ!」

「働くってすごいね。なんか笑ってきちゃう。」

「今日寒いけど、みそ玉飲んだらみんな元気になるからいいね。」

販売中の子どもたちの会話を聞きながら、ジーンと心があったかくなりました。


みそ玉カフェでは、お醤油おにぎり2つと、好きなみそ玉を選んで飲んでいただきました。
また、袋詰めにしたみそ玉セットの販売もしました。
寒い日でしたが皆様足を止めて、みそ玉カフェによってくださいました。子どもたちは大忙し!

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嬉しかったのは、第3回で「どんなみそ玉が飲みたいか」街でリサーチした際、アンケートに答えてくれた方が、みそ玉を飲みに来てくださったこと!
「あの時ぼくの選んだみそ玉、売ってるね。」これには感激しました。

小さなみそ玉だけれど、子どもたちが人を、街を思う気持ちがいっぱいこもっているんです!
このプログラムを通じて、自分の思いが形になる楽しさを知ってくれたかな。そして、働く喜びも!

雪の降る前日の空気の冷たい日でしたが、子どもたちの笑顔は輝いていました。
このプログラムは5回目のこの日が最終回。
糀の発酵食品「みそ」を使った食育プログラム、子どもたちにとって実り多いものになったのではないでしょうか。

みんなにもう会えないと思うと、涙が出てしまう大瀬先生と川浦でありました。
また街のどこかで会いましょう! 
みんな、お味噌汁、たくさん飲んでね!

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一般社団法人 日本糀文化協会

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