当協会主催「蔵めぐり」は、野田市の窪田酒造さん。
運河の川縁にある明治5年創業の酒蔵。良質の水と川縁という地の利を生かして江戸に運搬し発展してきました。
百聞は一見にしかずとはよくいったもので、実際の酒造りをしている現場で作り手からお話を聞くことは、机上で勉強してきたことが結びつくだけではなく、現場ならではの臨場感により、いっそう学びが深まります。
こちらは米を炊く釜です。
写真が横むいちゃいました。
大きく頷きながら熱心に耳を傾ける生徒さん~五代目の窪田社長にお話を伺いながら蔵見学は、発酵の仕組みを学んだものにとって、大変有意義なものとなりました。
見学のあとは地元の米(野田の黒酢米や柏布施米)でつくったお酒を試飲。
特筆したいのはこちらの、古式作りの白みりん!絞りたての白みりんは芳醇な甘みとアミノ酸豊富な旨みが調和され、とても美味しかったです。く~っ、美味しい!
窪田酒造をあとにお隣の窪田味噌醤油の売店に寄り(味噌蔵は公開なさっていません)、運河を横断してブラッセリーしんかわさんに向かいます。
もう、大人の遠足気分です。
ブラッセリーしんかわさんは古民家フランスレストランとしてテレビでも何度も紹介されている名店。
オーナーシェフの今窪さんが作る、季節の前菜やスープ、メイン料理、そして柏高島屋さんのお中元にもなっているジャージー牛の特製プリンを頂きました。
地元の発酵を知ることは、地域の宝を発掘するようなワクワク感にあふれていますね!