流山博物館主催の「みりん料理講座」で講師をつとめさせていただきました。
白みりん発祥の地、流山。
流山で白みりんが発展を遂げた理由を、歴史から、地理的要因から紐解きました。
みりんの発酵・製造工程をお伝えし、味わい比べなどを行ってから、みりんの効能についてじっくりお伝えしました。
みりんはもともと甘いお酒として利用されていましたが、今は調味料として使われることが多くなりました。
お料理にみりんを使うことは、砂糖を加えるのとは全く違った効果があります。お料理の仕上がりにも差が出ます。
そんなお話をしてから、いよいよみんなで料理を作りました。
毎回思うのですが、一緒に料理を作ることって不思議です。
講座で初めて顔を合わせた方々は、最初はちょっとぎこちない。でも、一緒にお料理を作って食べると、みんな仲良くニコニコになってしまいます。
みりんの良さを活かして作ったレシピはみなさまから好評で、おかわりなさる方もいらっしゃいました。
しめじ・れんこん・さつまいも・・・秋の味覚がいっぱいです。
素材に味をしみこみやすくし、料理全体の味をうまくまとめて、つやや照りを加えてくれるみりん。
参加者のみなさまからは「実はみりんについて全くわかっていなかったことがわかった。」「みりんだと思っていたのがみりん風調味料でした。」「改めてみりんのはたらきはすごいと思いました。」などなどと感想をいただきました。
このみりん講座では、流山博物館の北澤滋さんに大変お世話になっています。(写真中央の男性です)。いつも興味深いお話をしてくださり、わたしたちも勉強になります!
講座が終わった後、ガス台をピカピカにしてくださる北澤さん。いつもありがとうございます!