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糀レシピKouji Recipe

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小豆甘酒

春のお彼岸に、小豆甘酒を作りました。


2017年春分(しゅんぶん)Vernal equinox 地心黄経0度、日心黄経180度
【TIMES】2017/03/20 19:29

The length of a day and night becomes nearly equal.

ファイル 8-1.jpg


ここから秋分の日までの187日間、昼の長さが増えることによって北半球は光に満ちていきます。


エジプト、シュメール、バビロニア、マヤ、アイヌなど多くの太陽信仰の文明には春分を
基点とした暦がありますが、この時期にはじまりを感じるのは、北半球の生き物にとって自然のことなんだなあと思います。

北半球に位置する日本では、昼と夜の長さか同じになる春と秋に彼岸がありますね。


光に満ちた半年になることをからだもわかっているようで、ひと月前と比べてよく動く気がします。


今日は春のお彼岸に作るぼたもちの、茹で小豆を使って甘酒を醸しました。

糀について、みなさまにお伝えする立場の私が言って良いのか・・・実は朝から甘いものをいただくのが苦手です(笑)

(本当は、朝、ブドウ糖たっぷりの甘~い甘酒を飲むと、頭がすっきりしていいのですよ~。ただし、糖尿病など、糖代謝に心配のある方はお控えください)

そんな方におすすめなのが、小豆甘酒です。やさしい甘さがとても気に入ってます。


小豆にはごぼうの3倍の食物繊維が含まれています。


食物繊維は腸内環境を整えて善玉菌の活動を活発にしますから、発酵食品の甘酒と一緒に摂るのは理想的ですよね。

ファイル 8-2.jpg

小豆甘酒

材料
小豆(乾燥)・・200g→茹でる
米糀(生)・・・・200g
あずきの茹で汁・・・・・100〜130ml

作り方
1.炊飯器の内釜に茹でた小豆、米麹を入れ混ぜ、小豆の茹で汁を少しずつ加えながらしっとりするまでさらに混ぜる。
(※茹で汁は底の方の、小豆のでんぷんでとろりとしたところから入れると風味がよくなります。
茹で汁の分量は100〜130mlが目安ですが、小豆の状態等によるので、
状態を見ながら加減します。)
2.炊飯器の蓋をしめずにぬれ布巾を2重にかけ、炊飯器の保温機能で10時間ほどおく。途中できたら1,2回かき混ぜる。
3.優しい甘みが出ていたら完成。
4.完成したら冷蔵庫で保管してください。

※ヨーグルトメーカーなど、温度管理のできる機器を使う場合は60度に設定してください。


つぶつぶが気になる方はフードプロセッサーなどで攪拌してお召し上がりくださいね。

わたしは、そのまま、もぐもぐ、もりもりいただきました(笑)

やさしい甘さがくせになる、小豆甘酒。ぜひお試しください。
かわうらともこ

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一般社団法人 日本糀文化協会

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