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糀マイスター基礎講座 今日のテーマは甘酒!

糀マイスター講座基礎コース第3回は、秋の七草が揺れるさわやかな秋晴れでした。


マイスター講座の日は早く会場に入り、備品を整えます。朝の気持ちの良い庭園の空気を深呼吸!

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女郎花(おみなえし)にとまったトンボも気持ちよさそう(#^.^#)

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マイスター講座の会場「旧吉田家住宅」では、大正11年まで醤油醸造が営まれていました。

江戸時代の関東醤油番付で「吉田官蔵」が左前頭筆頭に位置しているのがわかりますでしょうか。↓↓↓
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吉田家、かなりの醸造高であったことがうかがえますね。

醤油蔵のあった方向を見ながら、今日も良い授業ができますようにと毎回祈っています。

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さて、今回のテーマは発酵食人気の火付け役ともなった「甘酒」

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米糀と水で作る甘酒は、なぜ砂糖を加えないのに甘いのか。
シンプルな材料であるのに、なぜこれほど栄養価が高いのか。

糀菌の発酵の仕組みを知れば、納得することばかりです!
糀菌の出す酵素に、その秘密が隠されています。

歴史の部分では、江戸の街に思いをはせながら、お話させていただきました。

冷蔵庫やクーラーのなかった江戸時代。
悪くなったものを食したり、暑さで免疫力が落ちたり・・と、江戸の街では冬よりもに、多くの方が亡くなりました。

そんな中、江戸のまちの夏の風物詩となったのが「甘酒売り」でした。

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「歳時記」という俳句の季語集を見ると、甘酒がの季語になっているのはこんな理由からなんですね。

栄養価が高く、消化吸収されやすい甘酒はまさに飲む点滴!多くの弱った方の命を救ったことでしょう。

途中で、大瀬先生の醸した甘酒を飲みながら、ほっと一息。

滋味あふれる甘酒が、からだに沁みわたります。今まで糀甘酒が苦手だった方も、これなら飲めます、とおっしゃっていました。

甘酒の作り方、飲み方、料理での使い方など、暮らしにどう取り入れたら良いかをを詳しくお伝えしました。

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受講生の皆様は、顔を合わせて3回目となりました。

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糀を学ぶ皆様には、なぜこんなに素敵な方が多いのかな、と笑顔を見て嬉しくなってしまいます。

翌日、受講生の皆様から、甘酒おいしくできました~!の報告が次々と入りました。やったー!(*^^)v
どうしてこの温度でこの時間保温するのか、理由を知った後行う甘酒作りは、失敗がありません。

次回のテーマは「味噌」。
発酵のしくみが、とても面白い単元です。味噌は種類も多いので、食べ比べをし、味噌作りも行います!お楽しみに!

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一般社団法人 日本糀文化協会

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