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流山博物館みりん学講座

こんにちは(^^♪ 糀マイスター第8期の平林直子です。

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流山博物館主催「みりん講座夏編」に参加。3年目となるこの講座の講師は、我らが尊敬する大瀬先生・川浦先生です。

素材の旨味・香味を引き立て和食にぴったりの「みりん」は長年日本文化のなかで大変重宝されてきました。
でも意外や意外、みりんは昔々なんと!飲みものでした。戦国時代は、特に女性や下戸の方に親しまれ飲まれていたそうです。その後、愛知県三河地方などで造られた赤いみりんは、うなぎのたれ・そばつゆなどに使用されるようになりました。

江戸の街の発展に伴い人口が増え、同時に蕎麦、うなぎ、寿司などの屋台も増えたことで、いっそうみりんの需要が高まったのです。
そんなとき、流山は1814年(文化11)二代目堀切紋次郎の手により「万上味淋」が、同じ頃、五代目秋元三衛門によって「天晴(あっぱれ)味淋」を誕生したことで、大消費地である江戸まで、江戸川、利根川、利根運河を利用し、舟で半日で着いたことから、流山白みりんが瞬く間に広まりました。
流山で生まれた色が淡く澄んだ「白みりん」は、江戸食文化とともに発展してきたのですね。

万上味醂は、現在流山キッコーマン株式会社で伝統を受け継ぎ流山白みりんとして現在も醸造。(今回の講座のメイン)
天晴味醂は現在日光に製造構造を移転。伝統は、今も愛され続けています。
                       
この日のお楽しみスケジュールは4つ
①発酵の歴史にふれながらみりんの歴史
②みりんの健康効果
③ききみりん4種(本みりん、みりん風調味料の違いなど・珍しいみりんもあり)
④みりん使用の美味しい簡単料理3品(実習)
メニューは、
「サバの味噌缶の冷や汁・うどん(冷)」
「切干大根のサラダ」
「みりんのふるふるフルーツ寄せ」

実習では、各テーブルで20分程度で完成!
砂糖はいっさい使わず、みりんの良さを活かしたメニュー。そして火を使うのも最小限で夏に大活躍すること間違いなし!

生活習慣病や滋養強壮、疲労回復・美肌つくり等をサポートするみりん。発酵や歴史を学び、料理を作るという、美味しくて奥深い2時間でした。

翌日、自分の畑の大根を干して作った切干し大根で、習ったサラダを作りました。
孫にも食べさせたかったので、みりんは煮切ってアルコールを飛ばし、先生方のアドバイス通りトウモロコシとすこしマヨネーズを追加。それは孫にも大好評で、我が家の定番メニューに決定!

流山博物館のこの「みりん学講座」、夏休みには子ども編もあるそうです。みりんを自由研究にしたお子さんもいたとのこと。

大人向けは次回10月。協会のホームページをチェック!予定を見逃さないように確認してくださいね。

最後に、開館31年になる流山市立博物館のご紹介。
貴重な歴史・展示物があり、こちらもあわせて是非楽しみたい文化スポットです。
https://www.city.nagareyama.chiba.jp/…/1…/1001785/index.html

流山博物館みりん学講座

こんにちは(^^♪ 糀マイスター第8期の平林直子です。

流山博物館主催「みりん講座夏編」に参加。3年目となるこの講座の講師は、我らが尊敬する大瀬先生・川浦先生です。

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素材の旨味・香味を引き立て和食にぴったりの「みりん」は長年日本文化のなかで大変重宝されてきました。
でも意外や意外、みりんは昔々なんと!飲みものでした。戦国時代は、特に女性や下戸の方に親しまれ飲まれていたそうです。その後、愛知県三河地方などで造られた赤いみりんは、うなぎのたれ・そばつゆなどに使用されるようになりました。

江戸の街の発展に伴い人口が増え、同時に蕎麦、うなぎ、寿司などの屋台も増えたことで、いっそうみりんの需要が高まったのです。
そんなとき、流山は1814年(文化11)二代目堀切紋次郎の手により「万上味淋」が、同じ頃、五代目秋元三衛門によって「天晴(あっぱれ)味淋」を誕生したことで、大消費地である江戸まで、江戸川、利根川、利根運河を利用し、舟で半日で着いたことから、流山白みりんが瞬く間に広まりました。
流山で生まれた色が淡く澄んだ「白みりん」は、江戸食文化とともに発展してきたのですね。

万上味醂は、現在流山キッコーマン株式会社で伝統を受け継ぎ流山白みりんとして現在も醸造。(今回の講座のメイン)
天晴味醂は現在日光に製造構造を移転。伝統は、今も愛され続けています。
                       
この日のお楽しみスケジュールは4つ
①発酵の歴史にふれながらみりんの歴史
②みりんの健康効果
③ききみりん4種(本みりん、みりん風調味料の違いなど・珍しいみりんもあり)
④みりん使用の美味しい簡単料理3品(実習)
メニューは、
「サバの味噌缶の冷や汁・うどん(冷)」
「切干大根のサラダ」
「みりんのふるふるフルーツ寄せ」

実習では、各テーブルで20分程度で完成!
砂糖はいっさい使わず、みりんの良さを活かしたメニュー。そして火を使うのも最小限で夏に大活躍すること間違いなし!

生活習慣病や滋養強壮、疲労回復・美肌つくり等をサポートするみりん。発酵や歴史を学び、料理を作るという、美味しくて奥深い2時間でした。

翌日、自分の畑の大根を干して作った切干し大根で、習ったサラダを作りました。
孫にも食べさせたかったので、みりんは煮切ってアルコールを飛ばし、先生方のアドバイス通りトウモロコシとすこしマヨネーズを追加。それは孫にも大好評で、我が家の定番メニューに決定!

流山博物館のこの「みりん学講座」、夏休みには子ども編もあるそうです。みりんを自由研究にしたお子さんもいたとのこと。

大人向けは次回10月。協会のホームページをチェック!予定を見逃さないように確認してくださいね。

最後に、開館31年になる流山市立博物館のご紹介。
貴重な歴史・展示物があり、こちらもあわせて是非楽しみたい文化スポットです。
https://www.city.nagareyama.chiba.jp/…/1…/1001785/index.html

京葉ガス糠床作り

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糀マイスター3期の墨です。
京葉ガス「暮らしを楽しむ発酵ごはん」シリーズ 6月「ぬか床作り」のレポートをお伝えします!

実は、今までにも何度かぬか床作りにチャレンジしてはあの世行きにしてきた私。
どんな状態でのぬか床ならよいのか、この白いものはカビなのか、それとも食べて大丈夫なのか、水っぽくなってきたらどうすれば良いのか、。。。いろんな疑問も解消でき、美味しくできるぬか床つくりのコツ、お手入れの方法とびっくりな活用方法、そしてぬか床パワーの素晴らしさをたっぷりと学んできました。

まずはぬか床についての座学から。
発酵のエキスパートであり、菌大好きな先生たちの楽しいお話には笑いが絶えません。

ぬかとは、玄米を精米して白米にする過程で出る外側の皮と胚芽のことです。
本来なら捨てられてしまう部分ですが、栄養がたっぷり含まれています。
そしてぬか床は、このぬかを乳酸発酵させてできたもので、植物性乳酸菌の宝庫です。
どれくらいすごいのかというと、なんとたった1グラムのぬかに10億個もの乳酸菌がいるのです。
ぬか漬けのきゅうり1本食べるだけで、私たちの身体に1600万個もの乳酸菌を取り入れることができるのです。1600個ではありませんよ~。1600万個です!
ちなみにヨーグルトは動物性乳酸菌です。ヨーグルトも腸内環境にとても良い食品ですが、ぬか床の乳酸菌は、ヨーグルトの10倍だそうです。
ぬか漬けだけでなく、昔から日本人が食べてきた味噌や醤油も植物性乳酸菌がたっぷり含まれています。
植物性乳酸菌は日本人の身体にはとても合っているのですね。

次に、ぬか床の持つパワーを紹介します。
元々、ぬかはビタミンB郡のかたまりですが、微生物たちの働きによる発酵過程でこのぬか床に漬けた野菜にその栄養価がうつり、更に本来野菜が持つ栄養価もアップするのです。
例をあげると、大根1本ぬか床に漬けると、
   B1  16倍
   B2   4倍
   B6   6倍
   カルシウム  2倍
に増えるそうです。
ただ漬けておくだけで微生物たちがこんな働きをしてくれるのです。
もう食べないのは損だと思ってしまいますよね。

ぬか漬けの効能は、
・ 腸内環境改善 → アレルギーの軽減
             → 免疫力アップ
・ 整腸作用 (快便になると、老廃物が出やすくなる) → 美肌・美髪
・ 生活習慣病予防(血圧やコレステロール値などの改善)
・ ビタミンB郡豊富 → 代謝アップ → 疲労回復効果
・ カルシウム豊富 → 骨や歯を丈夫にする

知れば知るほど、ぬか漬けを毎日の食事にぜひ取り入れたいと思いませんか。

作り方もとても簡単です。
材料は、ぬかと塩と水の三つ。それを手で混ぜるだけです。
今回用意していただいたぬかは、初めてミルキークーンを栽培された茨城県の農家さんのもので、完全無農薬です。一口食べてみましたが、まるできなこのようでほんのり甘みもありました。

スーパーで売られているぬか漬けの成分表を見ると、保存料やうまみ調味料、その他いろんなものがいっぱい入っています。本来なら微生物がうまみもアップし、保存も効くように働いてくれているのに、必要のないものでできている市販品。そして当然のことながら生きた植物性乳酸菌もいません、と言う先生たちの説明に大きくうなずいてしまう私たちです。

ぬか床に漬けているうちに野菜から出てくる水分。これも乳酸菌がたっぷり入っているので、捨てずに利用すると良いそうです。そして表面にうっすら膜をはる白いもの。これは産膜酵母というぬか床には欠かせない酵母菌たちです。ぬか床を美味しくする菌たちのことを説明してくださる先生たちの嬉しそうな顔。私たちも嬉しくなってしまいます。

この講座で先生手作りのぬか漬けを試食しましたが、にんじんやきゅうり、ズッキーニなどの野菜やアボガド、そしてゆで卵、鶏肉など、動物性のものもあり、どれもとても美味しかったです!
フランスパンと共にいただきましたが、まるでイタリア料理の前菜のようでした。
冷蔵庫から出して切るだけで、こんなにも栄養価が高くて美味しい一品ができてしまうのですね。
先生の一押しは、長いも。ただ、ネバネバな野菜たちは、専用の部屋を作ってあげた方が良いとのことです。
プチトマトやりんごなども漬けられるそうです。

捨てられるところの「ぬか」を利用して発酵させ、美味しくて栄養価もあがり、保存性も高めて毎日の食生活に取り入れてきた日本人の知恵に驚かされ、そしてその素晴らしい発酵食品の良さを知り、受け継ぐことができることに感謝です。
ぬか漬けは、それぞれの家によって味も香りも全然違うと聞きます。
美味しいマイぬか漬けを目指して、これから毎日ぬか床のお手入れを続けていきたいと思います。

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一般社団法人 日本糀文化協会

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