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糀マイスター基礎講座5回 「醤油作り」

糀マイスター基礎講座「醤油」

「味噌は仕込んだことはあるんですが、醤油を作るのは初めてです!」とわくわくしている参加者のみなさまを前に、講師側も嬉しくなってしまいます。

醤油は微生物がリレーのたすきを渡すように順番に働いて作られます。
どの微生物がいつ活動するかにはちゃんと理由があり、その仕組みを知ると醤油という発酵調味料ができあがることが奇跡のようにも思えてくるのです。


300種類以上の香りを持つ醤油。その香りは酵母によって発酵の後半に生み出されます。この香りは1つが強く主張するわけではなく、混然一体となって、あの、香ばしい私たちの心をほっとさせる香りになるのです。

同じ醤油といっても種類はさまざま。
作り方も成分も違います。
その違いを学んでから、醤油の味比べをしました。
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答え合わせでは「あ~、惜しい!」「だと思ったんですよね~。」なんて声もあがっていましたよ(笑)

醸造方式による違いを学んだ後は、いよいよMy醤油作り!

教えてくれるのは毎回お世話になっているフジハン醤油の代表取締役でいらっしゃる高橋半冶さん。そのお話はとてもわかりやすく丁寧です。今日は講師3人色違いのエプロンで!このエプロンは大瀬代表理事がプロデュースしたものなんですよ。
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皆さんが初めて見たという醤油糀です。
蒸した大豆と炒った小麦に糀菌アスペルギルス・ソーヤを付けたものです↓↓↓
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さあ材料を振ってください、という半治さんの言葉に、皆さんシェイク、シェイク!
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「なぜか腰まで振れてしまう~!」と大笑いになりました。
笑顔いっぱいで仕込みましたから、きっと菌たちも喜んでいるのではないでしょうか(笑)
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みなさまが愛おしそうにMY醤油を抱えている姿が印象的でした。
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仕込みが済んだ後は、半冶さんが以前仕込んだ生醤油を目の前で絞り、神崎で購入の「月の豆腐」にかけて頂きました。
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月の豆腐は神崎で作った小糸在来という大豆を使って作られた大人気商品で、半治さんがわざわざこの日のために注文しておいてもってきてくださったのです。

その月の豆腐に香り高いしぼりたて生醤油をかけるのですから、もうたまりません!本当の贅沢とはこういうことをいうのだと思いました。


さて・・・
今回はまだお楽しみがありました!
講座後に、半冶さんが得意のジャグリングを披露してくださったのです。
旧吉田家住宅前に広がる広大な芝生に移動したところ、そこで遊んでいた子どもたちが大喜び。ギャラリーいっぱいです。
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とうとうジャグリング講座となりました(笑)
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半治さん、本当にありがとうございました。

次回糀マイスター養成講座第6回は日本酒!
利き酒を行うので、みなさまお車ではなく公共交通機関を利用してくださいね!

第3回発醸文化シンポジウム開催

「発醸文化都市宣言~日本から世界へ~みんなで創り出す豊かな食文化」と題して、第三回発醸文化シンポジウムが、キッコーマン株式会社本社にて開催されました。

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このシンポジウム開催におきまして、当協会の代表理事 大瀬 由生子がコーディネーターをつとめ、半年以上前から準備をしてまいりました。

パネルディスカッション「フードに根ざしたおいしい都市づくり 野田・流山」では、

当協会関係者がパネリストとして参加。
大瀬由生子(当協会 代表理事)、当協会 糀マイスターの飯田真理さん(NPO法人そい・びーんず)、秋元由美子さん(蔵カフェ灯環オーナー)の3人です。

糀マイスターの2人は他のパネリストの皆様に交じって、内容の濃いお話をされていました。

飯田真理さん
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秋元由美子さん
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きらきら輝くお2人の姿を、大変誇らしく思いました。

糀マイスターのみんなも応援に駆けつけてくれました。
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基調講演は
●「世界の味になった日本のしょうゆ」茂木友三郎氏(キッコーマン株式会社取締役名誉会長取締役会議長)

●「世界が注目する和食。その礎である発酵・醸造の力」野﨑洋光氏(分けとく山総料理長)

齋藤健氏(農林水産大臣)、鈴木有氏(野田市長)、井崎 義治氏(流山市長)からも熱いメッセージも頂きました。
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シンポジウム、懇親会とも、大いに盛り上がり、発酵醸造文化がこの街から世界へ広がる第一歩を予感しました。
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私たち糀文化協会も中心となって、地域の発酵を広めていきたいと思います。
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一般社団法人 日本糀文化協会

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