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糀文化ブログKouji-Bunka Blog

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今、思うこと

COVIT-19が広がる今思うこと。
重苦しい空気が広がっていますが、そんな中「生きる」や「暮らす」の本質を改めて考える機会になっているようにも思います。

地球上に君臨し、なんでも思うままにしてきたヒトは、知恵を出しつつ、基本に立ち戻るということをする時期にきたのかもしれません。

基本は古いもの、堅苦しいもの、つまらないように思われがちですが、実は一番新しく、美しいものだと思っています。

そして、間違えたら方向を変えたり、立ち戻ったりできるからこそ、ヒトはここまで発展できたのだと思います。

朝、手前味噌の封を解きながら、そんなことを思いました。

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発酵暮らしは、目に見えないものに思いを馳せる暮らし。

発酵をおこす微生物、感謝や、誰かを愛しく思う気持ち、それから新型コロナウイルスも、目には見えないけれど確実にあるもの。

目に見えないものにどう向き合うか。向き合い方によって、ヒトの未来は変わってくると思います。

ねむり甘酒

日本糀文化協会代表講師の醸子(kamoko)です。

新型コロナウイルスの影響が広がって、暮らしが重苦しい空気に包まれていますね。

今できることはきちんとした食事で栄養を摂り、腸を活性化し、免疫力をアップすること。
十分な睡眠を取り、ゆっくり休むこと。


こんな時期なので、もう何年も飲んでいて、その効果を実感している「ねむり甘酒」をご紹介したいと思います。

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米糀と水を発酵させて作る糀甘酒。大変栄養価が高く、飲む点滴と言われていますね。

実は、私はこれを作ってすぐに飲まず、冷蔵庫で1ヶ月ほど低温保存してから飲んでいます。


甘酒さん、ねんころりん♫ 

と眠っていただきます。


「そんなに甘酒眠らたら、腐っちゃうんじゃない?」と思ったそこのあなた。


ご安心ください。腐敗はいたしません。


では、低温保存した甘酒の中では、何がおこっているのでしょう。


甘酒の糖を餌に乳酸菌が活性し、乳酸発酵をおこして甘酒の中が乳酸でいっぱいになっているのです。


乳酸は酸ですから、腐敗菌の活性を抑制してくれるのです。


味はどうなるかというと、糀甘酒にお米由来の植物性乳酸菌が加わり、
ヨーグルトのようななんとも爽やかな風味に変化していきます。


これが大好きで、もう何年も飲んでいるんですよ〜♫


ここで植物性乳酸菌について整理しておきますね。


植物性乳酸菌は植物由来の乳酸菌。
動物の乳などに棲む動物性乳酸菌が乳糖のみをエサとし、栄養豊富な環境でしか生きられないのに対し、
植物性乳酸菌は全ての糖をエサとし、栄養の濃淡のある過酷な環境にも耐えることができ、
他の微生物と共存できる生命力の強さを持っています。


国土が狭く、放牧できなかった日本人が昔から摂取してきたのはこの植物性乳酸菌です。


タフな植物性乳酸菌は生きたまま腸に届くものもあります。

そうでないものも腸内の善玉菌を増やして、腸を活性化してくれます。

腸が活性すると

●吸収・排泄がスムーズになる

●血圧が下がる

●コレステロール値が下がる

●アレルギーの緩和

●免疫機能が高まり、風邪などの症やガン細胞などを抑制する


などの効果があると報告されています。

「免疫機能を高める」今、ここが重要な時期ですよね!


「ねむり甘酒」は米糀と水だけが原料の、アルコールが含まれない赤ちゃんからお年寄りまで召し上がることができる、
お米由来の乳酸飲料です。(ねむり甘酒は、ワタクシが勝手に命名しております笑)

コロナ対策におすすめです!!!

ただし、長く眠らせすぎると酸性を好む酵母が活性して、アルコール発酵しちゃいますよ。

さあさあ、そうするとですね、どうなるかというと・・・お縄になります!

1パーセントでもアルコールが含まれる飲み物は、酒税法で「酒」と定義されていますからね!

運転もできませんよ〜!

今日は、新型コロナ対策として、「ねむり甘酒」をご紹介いたしました。


出来上がった糀甘酒を、ただ冷蔵庫で眠らせておくだけでできちゃう


「ねむり甘酒」!!!


ぜひ、試してみてくださいね。

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一般社団法人 日本糀文化協会

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